海外旅行で eSIM は便利? Airalo を実際に使った料金例と使い勝手の実際

海外旅行においても通信手段として物理的な SIM カードでなく eSIM を選ぶ人が増えています。
その中でも Airalo は、出発前に準備できる eSIM としてよく名前が挙がります。
ただ、実際の料金感や使い勝手がわからず、迷う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Airalo を実際に使った際の料金例を交えながら、体験ベースで向き・不向きを整理します。

eSIM は、物理 SIM を差し替えずに通信プランを追加できです。
Airalo のアプリから eSIM を設定すれば、現地到着後すぐに通信が使える点が特徴です。
Airalo は国別・地域別にデータ通信専用のプランを提供しています。

今まで、マレーシア、タイ、ベトナムをそれぞれ訪問したときに、Airalo を使いました。

2025年10月にベトナムを訪問したときに利用したのは、ベトナム 1ヵ国向けの Airalo eSIM です。
2025年12月29日現在での料金は、7日間・3GB のプランが8.50アメリカドル (= 約1,330円)、10日間・データ無制限のプランが35.00アメリカ・ドル (= 約5,480円) となっています。

Airalo は外出時の利用に限り、ホテルの無料 Wi-Fi を併用したので、データ無制限のプランでなく、6泊7日の滞在で7日間・3GB の容量のプランを選びました。

設定については出発前に日本の自宅で行いました。
Airalo アプリから eSIM を設定し、現地到着後、モバイル通信の設定を切り替えるだけなので、特別な操作は必要ありません。
現地到着後は、空港で SIM を購入する手間がなく、空港に到着後すぐに配車アプリ Grab や Google マップなどが使えた点は大きなメリットでした。

一方で注意点もあります。
Airalo eSIM はデータ通信のみ対応のため、電話番号を使った通話や SMS は利用できません。
LINE 通話や WhatsApp など、データ通信を使う連絡手段が前提になります。
(ただし、場所によっては通信速度が遅いこともあります。データ通信を使った通話は音質が悪く、通話が途切れることも多いです。)
電話番号が必須な場面では、日本で契約している携帯電話会社のローミング通話や SMS 送受信となります。

また、通信量の管理はある程度利用したら自動メールで連絡が来るものの、Airalo アプリから自分で確認を行う必要があります。
動画視聴や大量の写真アップロードを行うと、想定より早くデータを使い切る可能性があります。
旅行中の使い方をある程度イメージしておくことが大切です。

空港で購入する現地 SIM は、基本的に英語や現地語での対応になりますが、対面で契約して、設定までやっていただけることもあり、安心感があり、Airalo よりも料金が安いです。
レンタル Wi-Fi は複数人で共有できる点が便利です。
それに対して Airalo は、荷物が増えず、受け取りや返却が不要という特徴があります。
どれが良いかは、旅行スタイルによって変わります。

実際に使ってみて、Airalo は次のような人に向いていると感じました。

  • 短期旅行が多い人
  • 空港での手続きを減らしたい人
  • スマートフォン操作に慣れている人
  • 数カ国以上周遊する人

一方で、国によっては通話プランも Airalo に含まれているものの、通話プランのない国で電話での通話が必要な人や、設定に不安がある人は別の方法を検討した方が安心です。

海外旅行の通信手段は、価格の安さだけで決めるよりも、使い方や不安要素を含めて選ぶことが重要です。
Airalo は条件が合えばとても便利ですが、必ずしも万能ではないことに注意が必要です。

石川トラベルサービスでは、特定の商品を勧めるのではなく、旅行先や滞在日数、使い方を前提に、どの通信手段が合いそうかを確認する立場で案内しています。
eSIM を使うべきか迷う場合も、判断材料を整理することで後悔しにくい選択がしやすくなります。

おすすめ記事