JR 特急や新幹線を利用する移動では、「グリーン車にする価値はあるのか?」と迷う人は少なくありません。
特に地方から都市部、あるいはその逆へと、乗り継ぎを含めて数時間かかる移動では、その差が気になるところです。
ここでは、愛媛県の伊予市駅から兵庫県の新神戸駅までを JR で移動するケースを例に、普通車指定席とグリーン車の料金差と、その差額に見合うメリットがあるのかを見ていきます。

伊予市から新神戸へは、 JR 予讃線で松山まで出て、松山から岡山までは特急しおかぜ、岡山から新神戸までは山陽新幹線を利用するのが一般的なルートです。
移動時間は乗り継ぎを含めて、おおむね5時間前後になります。
ここから、普通車指定席とグリーン車の料金を比較します。
今回は、2026年1月15日に乗車するケースを想定した参考例です。
このルートで普通車指定席を利用した場合、伊予市から新神戸までの運賃と料金の合計は約13,000円となります。
一方で、松山から岡山、さらに新神戸までの区間をグリーン車にした場合は、グリーン料金が加算され、総額は約19,000円になります。
普通車指定席とグリーン車の差額は、約6,000円です。
この金額で何が変わるのかが、グリーン車を選ぶかどうかの判断ポイントになります。
グリーン車の最大のメリットは、座席の広さと車内の落ち着きです。
座席間隔と座席幅が広く、リクライニングも深いため、長時間の移動でも体への負担が軽くなります。
また、グリーン車は乗車定員が少なく、車内が比較的静かです。
荷物棚にも余裕があり、仕事をしたり、読書をしたり、休息を取ったりと、自分のペースで過ごしやすい環境が整っています。
特に、松山から岡山まで特急列車に乗り、その後新幹線に乗り継ぐような長時間移動では、全区間をどれだけ快適に過ごせるかが、到着時の疲労感に影響します。
一方で、移動時間が短い場合や、多少の混雑が気にならない人にとっては、普通車指定席でも十分と感じるケースもあります。
約6,000円の差額をどう捉えるかは、その日の体調や移動目的によって変わります。
例えば、出張や予定が詰まっている移動では、疲労を抑えるためにグリーン車を選ぶ価値は高くなります。
一方で、時間に余裕があり、移動そのものをコスト重視で考える場合は、普通車指定席の方が合理的な選択になるでしょう。
伊予市から新神戸のように、5時間前後かかる移動では、グリーン車のメリットは『快適さ』という形で体感しやすくなります。
その快適さに約6,000円を払うかどうかが、ひとつの判断基準になります。
石川トラベルサービスでは、移動手段を選ぶ際に、単に安いか高いかだけでなく、移動時間や体への負担、到着後の予定まで含めて考えるための情報提供を行っています。
グリーン車も、その選択肢のひとつとして、状況に応じて検討する価値があります。

