マイルを貯めて特典航空券で旅するには? 初心者向けに仕組み、使い方と現実を解説

― 航空券代を抑えて、旅の選択肢を広げる方法 ―

飛行機代が理由で旅行をあきらめた経験がある方は少なくありません。

一方で、マイルを貯めて特典航空券を使うことで、航空券代を大きく抑えながら旅をしている人もいます。

この記事では、これからマイルを貯めはじめたい方にもわかるように、特典航空券の仕組みと現実的な使い方を整理します。

特典航空券とは?マイルで航空券を取る仕組みをわかりやすく解説

特典航空券とは、航空会社のマイレージプログラムで貯めたマイルを使って発券する航空券のことです。
現金で航空券を購入する代わりに、必要マイル数を支払うことで航空券を取得します。

多くの場合、航空券の運賃部分はマイルで支払い、空港諸税や燃油サーチャージなどは現金で支払います。
(一部の航空会社は、空港諸税等だけを現金負担で、燃油サーチャージも含めた航空運賃をマイルで支払い場合もあります)

完全に無料になるわけではありませんが、航空券代そのものを大きく節約できる点が最大の特徴です。

マイルはどうやって貯める? 初心者向けの基本的な貯め方

マイルの貯め方は、大きく分けて次の三つがあります。

(1) 飛行機に搭乗して貯める

搭乗距離や予約クラスに応じてマイルが加算されます。
飛行機に乗る機会が少ない方には貯まりにくいです。

(2) クレジットカード決済で貯める

日常の支払いをマイルが貯まるカードに集約することで、特別なことをしなくてもマイルが積み上がります。

(3) キャンペーンやポイント交換を活用する

入会ボーナスや期間限定キャンペーンをうまく使うと、短期間で特典航空券に必要なマイル数に近づくこともあります。

マイルを貯めるならどの航空会社がいい?選び方の考え方

マイルを貯める際に重要なのは、自分の旅行スタイルに合った航空会社を選ぶことです。

国内線中心なのか、海外旅行が多いのか、出発空港はどこかによって、向いているマイレージプログラムは変わります。

また、提携航空会社の多さや、特典航空券の取りやすさも重要な判断材料です。

「有名だから」「なんとなく」で選ぶよりも、自分が実際に使う場面を想定して選ぶことが、マイルを無駄にしないコツです。

石川トラベルサービス代表のおすすめマイレージプログラム

日本航空の「JAL マイレージバンク」や ANA の「ANA マイレージクラブ」には、1990年代後半に入りました。

これらの会員にはなったまま、2000年ごろにアメリカの航空会社・ユナイテッド航空「マイレージプラス」の会員になって、こちらをメインにマイルを貯めています。

ユナイテッド航空

また、2025年からこちらもアメリカの航空会社・アラスカ航空「アトモス」の会員になって、こちらでもマイルを貯めています。

▶ アラスカ航空

ユナイテッド航空は、航空連合・スターアライアンスのメンバーとして ANA と提携していて、ANA 国内線でもマイルを貯めたり、特典航空券を利用できます。

アラスカ航空は、航空連合・ワンワールドのメンバーとして JAL と提携していて、JAL 国内線でもマイルを貯めたり、特典航空券を利用できます。

これらの航空会社は、貯めたマイルの有効期限がなく、必要マイル数や利用ルールの柔軟性という点で優れているところがあります。

日系航空会社のマイルだけで考えるよりより、海外の提携航空会社を軸に考えることで、特典航空券の選択肢が広がりやすくなります。
必要マイル数が抑えられたり特典枠の考え方が異なったりするため、同じマイル数でも予約できる選択肢が増えやすくなることがあります。

特典航空券はいくらお得? 現金購入との違いを具体例で比較

特典航空券の魅力は、現金購入との差にあります。

特に国際線では、同じ区間でも現金で購入すると高額になるケースが多く、マイルとの差がはっきり出ます。

繁忙期の国際線エコノミークラスでは、東京 – タイ・バンコク往復で約10万円以上することもあります。
(2026年5月2日 成田発/2026年5月6日 成田着、タイ国際航空)

一方で、特典航空券であれば、必要マイル数と空港諸税・燃油サーチャージ等だけで済む場合があります。

また、通常ならなかなか手の届かないビジネスクラスですが、2025年10月に沖縄・那覇から台北経由でベトナム・ハノイまで、スターラックス航空のビジネスクラスにアラスカ航空で貯めたマイルの特典航空券で乗りました。
費用は、15,000マイルに発券手数料と諸税でした。
この区間のビジネスクラス航空券は、片道で約145,000円です。

すべてのケースでお得になるわけではありませんが、条件が合えば大きな節約につながります。

特典航空券を使うべきか迷ったときの判断ポイント

特典航空券がどれくらいお得になるかは、路線や時期、使うマイルの種類によって結果が大きく変わります。

自分の場合は本当に特典航空券を使うべきか、現金購入と比べてどちらが有利か迷う場合は、石川トラベルサービスで個別に整理することもできます

今持っているマイルや出発地、行き先を前提に比較することで、あとから後悔しにくい判断がしやすくなります。

マイルを使うかどうかで迷っている段階でも相談できます。
特典航空券ありきで考える必要はなく、比較して考えていきましょう。

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