キューバに興味はあるものの、「個人旅行はできるのか」、「ハードルが高いのではないか」と感じる人は少なくありません。
情報が少なく、社会主義国家ということで制度が独特な国だからこそ、不安が先に立ちやすいのが現実です。
この記事では、キューバは個人旅行できる国なのかという点について、現実的な視点で整理します。
結論から言うと、キューバは個人旅行ができる国です。
実際にわたしはパッケージツアーでなく、個人旅行でキューバへ行ってきました。
訪れた街は、ハバナ、バラデロ、そして、サンティアゴ・デ・クーバです。

キューバは、日本人にとって一般的なアジアやヨーロッパの個人旅行と同じ感覚で考えると、戸惑う場面が多い国でもあり、事前に知っておくべき前提条件がいろいろあります。
現時点 (2025年12月29日現在) で、キューバを訪れるとアメリカ合衆国へ電子渡航認証・ESTA で入国できなくなり、ビザを取得する必要が生じる可能性があります。
キューバ入国に必要なものとして、ツーリストカードがあります。
これは、東京にあるキューバ大使館で販売していて、事前に入手することができます。
それと、海外旅行保険に加入していることを証明する付保証明書も必要となります。
日本からキューバへは直行便がなく、乗り継ぎが必要です。
東京からキューバの首都・ハバナへ行くのに最も便利で、運賃もお手頃なフライトは、メキシコのアエロメヒコ利用です。
往復とも、成田 – メキシコシティ – ハバナというルートになります。
アメリカ経由は両国間の政治情勢のため避けるべきです。
キューバでは、インターネット環境や決済方法が他国と大きく異なります。
常にオンラインで地図や検索が使えるわけではなく、クレジットカードが使えない場面も想定しておく必要があります。
こうした点は、個人旅行では特に影響を受けやすいポイントです。
一方で、治安面については過度に心配する必要はありません。
観光客が訪れるエリアでは比較的落ち着いており、基本的な注意を守れば大きな問題に遭遇する可能性は高くありません。
ただし、日本と同じ感覚で行動できるわけではない点は理解しておく必要があります。
宿泊については、ホテルだけでなく、カサと呼ばれる民泊のような宿泊施設を利用する選択肢があります。
現地の生活に近い形で滞在できる点は、個人旅行ならではの魅力です。
その反面、言語 (スペイン語) や予約でのやり取りに不安を感じる人もいます。
現地での観光ですが、わたしは効率の良さと、クラシックカーに乗りたいということで、日本で出発前に予約した現地ツアーを利用しました。
キューバ旅行では、予定通りに進まないことも珍しくありません。交通機関の遅れや、急な変更に柔軟に対応できるかどうかが、個人旅行の満足度を左右します。
実際、ハバナからサンティアゴ・デ・クーバへ向かうクバーナ航空の飛行機は、出発が約9時間遅れました。
効率を重視する人よりも、余裕を持って動ける人の方が向いています。
パッケージツアーと個人旅行を比べると、パッケージツアーは安心感があり、個人旅行は自由度が高いという違いがあります。
ただし、キューバの場合はその差が極端で、完全な個人旅行が向いていない人も少なくありません。
部分的に現地ツアーなどのサポートを入れる考え方も現実的です。
キューバは、誰にでも簡単に個人旅行できる国ではありませんが、条件が合えば個人旅行だからこそ得られる体験がある国です。
事前準備と心構え次第で、印象は大きく変わります。
石川トラベルサービスでは、キューバが個人旅行に向いているかどうかを一律に判断するのではなく、渡航経験や不安点を踏まえて考えるための情報提供を行っています。
キューバ旅行を検討する際も、無理のない形を考えることで、納得感のある選択につながります。

