【改訂増補版】マレーシア入国時にタバコを持ち込むと1本から課税されます。そのときの課税額はいくらか?

マレーシアへのタバコの持ち込みには免税範囲はありません


シンガポールと同様、マレーシアは、2021年7月1日の入国よりタバコを持ち込む際は、1本から課税されることになっています。

マレーシア基本情報 | マレーシア政府観光局

マレーシアへタバコを持ち込んだ実例

2025年6月2日に、タイ・バンコクからマレーシア・クアラルンプールに入国しました。

出国時に那覇空港の免税店で買ったマルボロ・ゴールド 1カートン (4,270円) がタイで吸いきれず、マレーシアに持ち込むこととなりました。

そこで、身銭を切って、いくら税金をクアラルンプール国際空港で払うことになるのか、試してみました。
マレーシアへ持ち込んだマルボロ・ゴールドは、5箱。100本です。

クアラルンプール国際空港に到着して、入国審査を通過して、預け入れ手荷物を受け取って、赤の「課税」の税関のレーンへ進みます。

「タバコを5箱持っています。」と係官に申し出ると、電卓で計算されて、
「1本あたりの課税額 (関税 + 物品税) は、0.60マレーシア・リンギで、100本で120リンギになります。」
ということでした。
※本来、旅行者がタバコを少量持ち込む分には、関税はかからないらしいのですが、今回はしっかり関税も計算されました。

このときは、120リンギから少し「値引き」していただき、100リンギを現地通貨の現金で税額を払いました。

このときの為替レートは、1リンギ = 約35円です。

  • 1本あたりの税額: 0.60リンギ = 約21円
  • 20本あたりの税額: 12.00リンギ = 約420円

もともと那覇空港の免税店で買ったときの価格は、1箱 20本あたり427円。
これにマレーシアの税金が加算されて、427 + 420 = 847円。
日本で普通に買うマルボロ・ゴールドの価格 600円より、約250円も高くなってしまいました。

結論: マレーシアに持ち込むタバコの本数は、最小限にするのが正解です!


以上、まとめますと、

タバコは「1本目から課税」

マレーシアではタバコの免税枠は0本です。

つまり、

  • ✅ 1本でも持ち込めば課税対象
  • ❌「1箱まではOK」という免税は存在しません

1本あたりの課税額はいくら?

紙巻きタバコの場合の物品税(一般的な目安。2025年11月1日より適用)

  • 1本あたり: RM0.42 (約15円)
  • 20本 (1箱) あたり: RM8.40 (約294円)
    ※為替や税関判断により、若干上下する場合があります。

この金額は、主に物品税 (Excise Duty) をベースにした実務上の標準的な課税水準です。

課税の流れ (クアラルンプール国際空港での実際)

  1. 入国時に 申告レーン (赤色) を利用
  2. タバコ本数を申告
  3. 税額を案内され、その場で支払い
  4. 領収書を受け取り入国

→ 正直に申告すれば、追加ペナルティはありません

申告しなかった場合のリスク

これは非常に重要です。

  • ❌ 未申告で発覚
  • ❌ タバコ没収
  • ❌ 高額な罰金
  • ❌ 入国時のトラブル・記録残存の可能性

「少しだけだから…」は通用しません

どうぞ、くれぐれもお気をつけください!


こんな場合は事前確認をおすすめします

次のいずれかに当てはまる場合、制度上グレーになる可能性があります。

☑ 免税範囲ちょうど、または超えている
☑ 加熱式タバコ・電子タバコを含む
☑ 家族分・知人分をまとめて持ち帰る
☑ 乗り継ぎがある/複数国で購入している

これらは、ネット情報だけでは、判断が分かれるケースが多いポイントです。

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